経営者のかたに「ホームページの作り方」をお話ししてきた本講座も、いよいよ最終回です。
本節では、ホームページで一番お金のかかる「ホームページの更新費用」について考えてみましょう。
読者からのお便りのご紹介
まず最初は、会員さんのお便りをご紹介しましょう。
(有限会社 ベルテンポ・トラベル・アンドコンサルタンツ
代表取締役 高萩徳宗)
( )http://www.beltempo.jp/
当社は障害者、高齢者向けの専門旅行会社を運営しているのですが、概ね周囲の方の意見は「高齢者向けにホームページで集客できるはずがない」でした。
それに【ビジネスブログ型ホームページ】を知るまでは、ホームページは「頑張っていい情報をマメに更新すれば見てもらえる」と信じていましたので、御社から頂く情報には驚くばかりです。
今はまだホームページ初心者ですが、担当の方に教わりながらついに、作成会社に依頼していたメンテナンスを自社で始めるようになりました。自分の手でやることによって社員のモチベーションも上がったような気がします。
ホームページは自社で更新しよう!
さて、高萩さんのお便りの中で、あなたに目を止めて頂きたいところは、ホームページの更新を自社で始めた、という部分です。
高萩さんのホームページは以下の通りですが、
アクセスして頂けるとお分かりになると思いますが、ホームページ的に言うと、決して「良くできたホームページ」ではありません。
もともと、プロの作成業者に依頼されていたのですが、その時から既に色々と課題を抱えられていました。
そしてその課題を一つずつ解決するために、「プロの業者に頼む」のではなく、「自分自身の手」で、ホームページの更新を始められた訳です。
本講座の読者の中にも、「今のホームページが気に入らないんだけど、変更するとお金がかかるから、放ったらかしにしている」と言う人が少なからずいると思います。
そうした人は、是非、高萩さんを見習って、「自分自身でホームページを更新する」ことを、強くお勧めします。
ホームページでは更新にお金がかかる
さて、多くのホームページオーナーは、コンテンツの更新をほとんど行いません。
これは、そもそも「そういう意識がない」というのも理由の一つですが、もう一つ忘れていけないのは、「コンテンツの更新にお金がかかる」という理由もあります。
実はホームページで一番お金がかかるのは、「月々のコンテンツ更新費用」なのです。
例えば30万円くらいでホームページを開設した場合、実店舗と同じペースで、店内の変更(=コンテンツの更新)を行うと、月々「5万円」くらいのコンテンツ更新費用が必要なります。
1ヶ月に「5万円」ですから、1年だと「60万円」。しかもこれが、未来永劫に続きます。
つまり、ホームページで一番お金がかかるのは、最初の「作成費」ではなく、毎月の「更新費用」なのです。
でも多くのホームページオーナーは、これだけのホームページ作成費用が出せないので、コンテンツの更新をほとんど行いません。
実店舗で、新装開店してから「店内を全くいじらない」という事はありえませんが、ホームページではそんな状態が少なくないのです。
その結果、ホームページがちっとも商売に貢献しない、という状況になってしまうのです。
更新費用を抑えるには・・
ではなぜ、ホームページの更新を行わないか、というと、それは「お金がかかるから」です。
そして、なぜお金がかかるか、というと、それは「業者にホームページの更新をお願いするから」です。
逆に、もし「自分」でホームページの更新を行えば、「月々5万円」の費用がかかりませんから、実店舗と同じように定期的に店内(=コンテンツ)の見直しが実施できるのではないでしょうか。
コンテンツ更新を業者にお願いするというのは、実店舗で言うと、店内の商品を補充したり、マネキンの服を入れ替えたりするのを、「全てお金を払って、外部の業者にお願いする」ようなものです。
ほとんどのお店では、こうした作業は店員自らが行います。しかし、なぜかホームページでは、店内内装(=コンテンツ)の変更を、業者にお願いするのです。
当然、多額の費用がかかってしまいます。
そして費用を惜しんでホームページの更新をしないため、ますますホームページが商売に貢献しないという悪循環にはまってしまうのです。
従って、ホームページで成功したければ、コンテンツの更新を自分で行いましょう。そうすれば、月々の更新費用もかかりませんし、業者に頼む手間も不要です。ページではそんな状態が少なくないのです。
その結果、ホームページがちっとも商売に貢献しない、という状況になってしまうのです。
自分で更新できるホームページ作り
ただそのためには、「あとで自分で更新できるように」最初のホームページを作らなければいけません。
ホームページの作り方も色々ありますから、下手な作り方をしてしまうと、普通の人が自分で更新するのは「ほぼ不可能」な状況になってしまいます。
具体的にどのような形でホームページを作れば、あとで自分で更新できるかというのは、うちのホームページ作成を参考にしてもらえればイメージが湧くと思います。下記にアクセスしてみて下さい。
今現在、ホームページ作成を進行中であれば、その業者さんに「あとで自分で更新したいので、そのつもりで作成して下さい」と頼んでおきましょう。
ホームページ作成業者は「月々の更新料」が利益の源泉ですから、お客さんに更新されると「商売あがったり」です。当然「お客さんが自分で更新できるホームページ」を作ったりはしません。
従って、最初から「自分で更新できる」ように業者に指示しておかないと、あとで自分で更新するのは「ほぼ不可能」になってしまいます。
是非、弊社が作成したホームページの成功例を参考にしてもらって、あなたが頼んでいる業者に、「自社で更新できるホームページ」を要望しましょう。そうしないと、毎年「60万円」も追加コストが必要になってしまいますから。
店内の陳列は自分で変更しますよね
さて繰り返しになりますが、通常の店舗では、店内の商品陳列やポップ作成を全部業者に丸投げしていたら、お金がいくらあっても足りません。また、売れ筋や季節の変化にあわせて、店員自ら色々と店内を変更して、始めて売上アップに繋がります。
ホームページも同じです。
ウェブ作成業者に丸投げしていては、お金がかかる割には、ちっとも良いホームページはできません。ホームページのコンテンツ変更は、商品や会社のことを一番良く知っている、御社自身が行うべきなのです。
別にプロのような「高度なテクニック」を駆使しなくてもホームページは更新できます。ワープロレベルの知識でも充分にコンテンツ作成は可能なのです。
例えば、冒頭で登場頂いた高萩さんの場合は、「障害者、高齢者向けの専門旅行会社」ですから、比較的珍しいサービスです。こうした珍しいサービスというのはインターネット向けで、上手くコンテンツを作れば、かなりの成果が期待できます。
しかしながら、こうした珍しいサービスというのは、通常のホームページ作成業者ではその良さをうまく表現できません。痒いところに手が届くようなサービスのニュアンスというものを伝えることは、どうしてもサービス提供者自身でないと難しいのです。
こうした理由からも、ホームページの作成は、是非是非、御社自らが手がけることを、強くお勧め致します!
決して「難しそう」と尻込みせずに、「何でも良いから、まずは始めてみる」くらいの感じで、軽い気持ちでトライしてみてくださいね。
以上、社長さんからみたホームページの作り方について色々とお話ししてきました。
この講座が少しでも御社のHP活用にお役立てれば幸いです。
御社がホームページを活用してさらなる発展を遂げられることを、心より祈念しております。
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